こんにちは。就労移行支援事業所Re:cafeです。
商品の価格がどのように決定されているのか考えたことはありますか。
今回のブログでは、需要曲線と供給曲線について考えてみようと思います。
需要曲線はある財やサービスの価格とその価格で購入される需要量との関係を表すグラフで縦軸に価格、横軸に需要量を取り右下がりの曲線となります。
需要曲線が右下がりになるのは他の条件が一定であれば、ある財の価格が上昇するとその財の需要量は減少し、価格が下落すると需要量は増加するという需要の法則が働くためです。
それには、ある財の価格が上昇すると消費者はその財の代替となるより安価な財を購入しようとするため、元の財の需要量が減少する代替効果。また、ある財の価格が上昇すると、消費者の実質所得が減少し、その財を購入できる量が減るため、需要量が減少する所得効果があるためです。
ある価格における需要量が変化した場合に需要曲線が移動することになります。
要因は所得が増加すれば、多くの財(正常財)の需要が増加し、需要曲線は右に移動、逆に所得が減少すれば、需要は減少し、需要曲線は左に移動します。
関連財の価格の変化としてはある財の代替となる財の価格が上昇すると、その財の需要が増加し、需要曲線は右に移動します。
また、ある財と組み合わせて消費される財(保管財)の価格が上昇するとその財の需要が減少し、需要曲線は左に移動します。
その他は、将来の価格上昇が予想される場合に現在の需要が増加し、また人口が増加すれば、多くの財やサービスの需要が増加し、需要曲線は右に移動します。
※写真はイメージです。

供給曲線はある財やサービスの価格とその価格で生産・販売される供給量との関係を表すグラフで、縦軸に価格、横軸に供給量を取り右上がりの曲線となります。
供給曲線が右上がりになるのは他の条件が一定であれば、ある財の価格が上昇するとその財の供給量は増加し、価格が下落すると供給量は減少するという供給の法則が働くためです。
生産者はより高い価格で財やサービスを販売することでより多くの利潤を得ようとするため、価格が上昇すれば、生産量を増やして供給を増やそうとします。
生産量を増やすためには、より多くの資源が必要で、それに伴い生産コストが増加する傾向があります。高い価格であれば、増加したコストを吸収し、利潤を確保できるので増産が可能となります。
供給曲線が移動する要素は労働賃金や原財料価格などが下落すれば、生産コストが低下するため、同じ価格でもより多くの供給が可能となり、供給曲線は右に移動します。逆に生産要素価格が上昇すれば、供給曲線は左に移動することになります。
関連財の価格の変化としては、ある財の代替となる財価格が上昇すると、その財の需要が増加し、需要曲線は右へ移動、また保管財の価格が上昇するとその財の需要が減少し需要曲線は左に移動します。
供給曲線と需要曲線の移動により価格生産量との関係がいろいろと考えられるものですね。両方の曲線が価格との関係を持っていることを考えると、分析することも容易ではないことが良く分かります。改めて、経済学の視点から需要と供給の関係を考えてみる必要がありますね。
