こんにちは。就労移行支援事業所Re:cafeです。
日ごろから歯を大切にする習慣が身に付いていますか?
今回のブログでは、歯が思考や日常生活に与える影響について考えてみようと思います。
・脳の活性化
嚙む動作により歯の根元にある歯根膜を刺激して、脳細胞を活性化させます。
特に前頭前野と呼ばれる脳の部位が活性化され、思考力、判断力、記憶力が向上します。
顎の筋肉を動かすことで、脳への血流を促進する筋肉ポンプ作用を引き起こします。血流が増加することで、脳細胞への酸素共有が効率化され、脳の活発な活動につながります。
噛む動作が歯根膜や口腔内の感覚神経を刺激し、脳内の神経回路を活性化させます。
神経回路の活性化においては、神経細胞間のシナプスを形成、記憶を司る海馬が活性化され、判断力、学習能力、記憶力の向上につながります。
また、高齢者においては噛むことが、認知機能低下の予防につながります。
・成長因子分泌
噛む動作は脳由来神経栄養因子という神経細胞の成長を促進する物質の分泌を促します。
脳由来神経栄養因子は神経細胞の再生やシナプス形成を促進し、脳の可塑性を高めます。
・ストレス軽減
噛む行為は自律神経のバランスを整え、ストレスを感じると分泌されるコルチゾールなどのホルモンの分泌を抑えます。心の安定やリラックス効果があるセロトニンの分泌を促進する等、リラックスにつながる効果があります。
・噛み合わせと脳の関係
かみ合わせが悪いと、顎関節症や頭痛、肩こりなどの身体的な不調だけでなく、集中力の低下やイライラ感などの精神的な不調、脳への血流を阻害し、脳機能に悪影響を与える可能性もあります。
・歯周病と脳の関係
歯周病菌が炎症物質を発生させることにより、脳に悪影響を与えてしまいます。それがアルツハイマー病とも関連性があると指摘されています。
※写真はイメージです。

◆神経伝達物質について
セロトニンはこころの安定や幸福感をもたらすことから幸せホルモンと呼ばれます。適度な分泌がストレス軽減、気分の安定、睡眠の質的向上、うつ症状の改善につながります。
ドーパミンは意欲や目標達成意欲を高める神経伝達物質で、集中力の向上、学習意欲の向上につながります。
ノルアドレナリンは交感神経を興奮させ、心拍数や血圧を上昇させる働きがあり、覚醒状態の維持、注意力向上などにつながります。
・噛むことの効果を最大限に引き出す提案
一口30回以上噛むと消化の促進、満腹感が得られて食べすぎを防ぐことが出来ます。
食べ物の食感、香りなどを意識して味わいながら食べる事で、より少ない量でも満足できます。
食事中に水分を飲みすぎると、消化液が薄まり、消化が遅れてしまうので注意が必要です。
静かな環境で集中して食事をすることが消化に良い影響を与えます。
噛む動作は単に食べ物を飲み込むための行為ではなく、脳の様々な機能を活性化させる重要な役割を果たしております。80歳になっても20本以上自分の歯を保とうとする8020運動がいかに大切か分かってきますよね。
