こんにちは。就労移行支援事業所Re:cafeです。
身近な方が介護状態になった場合、日常生活や医療面で心配になりますよね？
今回のブログでは、介護サービスの種類、活用方法について考えてみました。
訪問介護
要支援、要介護の方が自宅で生活を送りながら、介護サービスを利用する為のサービスで介護保険の対象となります。
ホームヘルパーが自宅を訪問して身体介護、生活援助、生活相談などを受けるサービスです。
身体介護は、入浴、排せつ、食事、行為、床ずれ予防、生活援助は、調理、洗濯、掃除などの家事、生活相談は生活に関する相談や助言があります。
メリットとしては介護施設に入所せずに、自宅で生活を続けられる、介護の負担を分散できる、利用者の希望や要望に沿ってサービスを提供出来る事が挙げられます。
一方、訪問介護のデメリットは介護保険の自己負担額の他に、実費がかかる場合がある、
サービス提供事業所によって、提供できるサービスが異なる、ホームヘルパーに質のばらつきがある、利用できる時間帯が限られているので、事前に確認しておく必要があります。
※写真はイメージです。
通所介護
要介護、要支援状態の方が、孤立感の解消や心身機能の維持、家族の介護負担の軽減する為、デイサービスやショートステイなどの施設に通って機能訓練、食事、入浴、レクリエーションなどのサービスを利用します。
短期入所サービス
ショートステイなどの施設に短期間入所して、食事、入浴、排せつ、レクリエーションなどのサービスを利用するもので、利用者の心身の機能の維持、家族の身体的、精神的負担の軽減を図るものです。
種類は短期入所生活介護のほか、医療ケアを行う短期入所医療介護もありますので、利用者の状況や希望に応じて決める必要がありますね。
福祉用具貸与
日常生活の自立支援や介護者の負担軽減を図るもので、要介護、要支援状態の方が福祉用具を貸与してもらい、自宅で生活を送りやすくする為のサービスで、介護保険の対象になります。
メリットは家族の負担の軽減、介護の専門家によるサービスを受けることが出来る、福祉用具の購入にかかる費用を抑えることが出来る、デメリットとしては利用できる福祉用具や利用できる時間が限られている事があります。
対象となる福祉用具は、車いす、歩行器などの移動用具、排せつ用具、入浴用具、寝具、食事用具、入浴介助用具、排せつ介助用具、移動介助用具、日常生活用具など、多岐に渡りますので、利用者の状況に応じて適切な用具を選ぶ必要があります。
※写真はイメージです。
居宅介護を利用するには、市町村の窓口で要介護、要支援認定を受けます。その際、ケアマネージャーは利用者の心身の状況や置かれている環境などを考慮して、適切なサービス、利用頻度などを提案する事になります。
居宅介護の利用料は、利用者の所得に応じて、18歳以上の場合は利用者とその配偶者の所得、18歳未満の場合は、児童を監護する保護者の属する世帯の所得に応じて決定されます。
居宅介護の利用を検討している場合は、地域包括支援センターなどでケアマネージャーの紹介、居宅介護に関する相談を受け付けてもらえますので、対象の方は必要に応じて有効に活用してみてはいかがでしょうか。
