こんにちは。就労移行支援事業所Re:cafeです。
日本の迎撃システムについて関心がありますか?
今回のブログでは、イージス・アショアについて考えてみようと思います。
イージス・アショアはアメリカが開発した地上配備型の弾道ミサイル防衛システムで、日本政府が導入を計画していました。
導入の目的
・北朝鮮などから発射される弾道ミサイルを地上に配備されたレーダーと迎撃ミサイルで迎撃し、日本を守ること、日本の広い範囲をカバーし、多層的な防衛体制を構築することで、迎撃の成功率を高められる。
・地上配備型のため、常に警戒態勢を維持し、24時間365日の防衛を可能にして突発的なミサイル発射にも迅速に対応できる体制を構築できる。
・海上自衛隊のイージス艦が担っている弾道ミサイル防衛の一部を肩代わりすることで、イージス艦の負担を軽減し、他の任務に集中できるようになる。
システムの構成と機能
SPY-7レーダー
高い探知能力と追尾精度を持ち、複数の目標を同時に処理し、広範囲に飛来する弾道ミサイルを早期に探知、追尾する。
コンピュータの処理能力により迅速、正確にレーダーからの情報や他の防衛システムからの情報を統合し、迎撃の判断と指示を行う。
最新のSM-3ブロック2Aが搭載される予定で、大気圏外で弾道ミサイルを迎撃する能力がある。
垂直発射システム(VLS)は迎撃ミサイルを格納し、複数のミサイルを連続して発射する。
※写真はイメージです。

しかし、2020年6月にイージス・アショアの計画を中止になってしまいました。
迎撃ミサイルのブースター(推進装置)を、自衛隊の演習場内や海上に確実に落下させることが技術的に困難であり、周辺住民の安全を確保するために、ブースターの落下地点を制御する改修が必要でしたが、それには多大な費用と期間が予想されたこと。
また、配備予定地であった秋田県と山口県の地元住民から、安全性への懸念や環境への影響から強い反対がありました。
防衛省の装備に関する知見の不足や検討体制の不十分さ、ずさんな計画、情報開始の遅れ、地元住民への説明不足など、防衛相に対する批判が高まってしまいます。
その為導入計画は中止され、新たなミサイル防衛システムの検討をすることになりました。
その為、海上自衛隊のイージス艦を増強し、弾道ミサイル防衛能力を強化、イージス・アショアに搭載予定だったSM-3ブロック2Aをイージス艦に搭載し、迎撃能力を向上させる、イージス艦の任務の多様化が計画されています。
また敵の射程圏外から攻撃できる長射程ミサイルを開発・導入し、敵基地攻撃能力を含むスタンドオフ防衛能力を強化、極超音速兵器などの新たな脅威に対応するため、探知・追尾・迎撃能力の向上を図っています。
計画中止後の防衛体制を強化し、国民の安全が確保されることを最優先してほしいものですね。
