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エピソード記憶と意味記憶

こんにちは。就労移行支援事業所Re:cafeです。

日常的な物事、学習をする際、効率的に記憶することが出来ていますか?

今回のブログでは、エピソード記憶と意味記憶について考えてみようと思います。

エピソード記憶とは経験した出来事をビデオ映像のように時間や場所、感情といった文脈と共に鮮やかに記憶することです。

単純な事実だけではなく、いつどこでその出来事を経験したか、どのような気持ちだったのかまで記憶されることとなり、他の人から聞いた話ではなく、自分が実際に体験した出来事に関する記憶となります。

自分の人生を構成する重要な要素であり、自己同一性の形成にも深くかかわってきます。

エピソード記憶は過去の経験に基づいて、将来の行動を予測し計画を立てること、共通の経験を共有することで、他人との絆を深めることが出来る、過去の経験を振り返ることで、自分自身を理解し、自己同一性を確立させることが出来ます。

※写真はイメージです。

それに対して意味記憶とは事実に基づいた知識や概念に関する記憶のことで、いつ、どこで覚えたかという具体的なエピソードを伴わず、単に知っているという状態です。

意味記憶は思考や判断、問題解決に不可欠な役割を果たしており、既存の知識と結びつけることで、新しい知識を効率的に学習できる、共有の知識を持つことで、円滑なコミュニケーションが可能になる、過去の経験や知識に基づいて、問題の解決策を導き出すことが出来るという働きがあります。

意味記憶は脳の側頭葉や前頭葉に蓄えられており、言語処理や高次認知機能にかかわる重要な領域となります。

意味記憶は単語の意味を覚える、歴史的な出来事、法則を覚える、抽象的な概念を理解することにも活用されており、通常高齢者の場合でも、加齢による衰えは大きく見られません。

エピソード記憶は脳内の日記的、意味記憶は百科事典とも考えられますね。

エピソード記憶と意味記憶の2つは、長期記憶に分類されることとなります。

エピソード記憶では記憶の単位は事象となり、感情は重要、想起されるのは記憶された過去、特定のエピソード、健忘症に影響があることとなります。

意味記憶では記憶の単位は事実、概念となり、感情は重要ではなく、想起される経験は表出された知識、思い出されるのは一般的知識、健忘症には影響なしとなります。

いろいろな記憶があり、とても複雑に感じてしまいますが、日常生活の中でも、ある出来事がどの記憶に影響を与えているのかを考えてみる等、関心を持ってみるのは如何でしょうか。

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