こんにちは。就労移行支援事業所Re:cafeです。
人、企業が行う意思決定について関心がありますか?
今回のブログでは、ゲーム理論について考えてみようと思います。
ゲーム理論とは社会や自然における複数主体がかかわる、意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的な数理モデルを用いて研究する学問のことです。
位置決定を行う主体をプレイヤー、プレイヤーが取りうる行動を戦略、戦略の組み合わせによって各プレイヤーが得る結果を利得と呼びます。
プレイヤーが合理的に行動すると仮定し、各プレイヤーが自身の利得を災害化するような戦略を選択すると考えます。
目的はプレイヤーの戦略選択と利得の関係を分析し、均衡と呼ばれる安定的な状態を予測することにあります。
囚人のジレンマは2人の容疑者が逮捕され、お互いに協力するか裏切るかの選択を迫られる状況を表しています。
A、 Bともに黙秘をした場合懲役1年、Aが黙秘、Bが自白をした場合、Aは懲役10年、Bは釈放、Aが自白、Bが黙秘をした場合、Aは釈放、Bは懲役10年、A、Bともに自白をした場合、どちらも懲役5年となります。
AはBが自白するかもしれないと考え、もしBが自白した場合、Aが黙秘していれば懲役10年となってしまいます。
そこで、Aは自分の刑期を軽くするために自白、Bも同じように考え自白することになります。
その結果2人とも自白し、懲役5年となってしまいます。
これは2人とも黙秘をする場懲役1年で済むのに、お互いが疑心暗鬼になり、自白してしまうため、結果的に刑期が長くなってしまいます。
個人的には最適な選択が、全体としては最悪の結果を招くという状況が囚人のジレンマといわれる理由です。
囚人のジレンマからはお互いを信頼し協力することの難しさ、解決するためには、お互いの意思疎通が重要であることを示しています。企業間の競争や国際交渉など、様々な場面で応用されています。
囚人のジレンマを克服するためには同じ状況が何度も繰り返される場合は、相手の利益を考える利他行動があることが必要です。
※写真はイメージです。

ナッシュ均衡とは、各プレイヤーが他のプレイヤーの戦略を所与としたとき、自分自身の利得を最大化する戦略を選択している状態をさします。
ナッシュ均衡の状態では、どのプレイヤーも自分の戦略を変更しても利得が増加しないため、現状維持を選択します。
また、ナッシュ均衡が必ずしもすべてのプレイヤーにとって最も望ましい状態であるとは限りません。
ナッシュ均衡とは二人とも自白するという戦略の組み合わせで、どちらかのプレイヤーが戦略を変更しても、自分の利得が増加しない状態となります。
ゲーム理論を考えると現代の企業においても活用できる様々な戦略が考えられますので、いくつかのパターンを考えてみるのも面白いですね。
